世界に一つだけのマイバチを作ろう!~八丈太鼓 バチづくり手順書~

この手順書では、愛着のわく自分だけの「マイバチ」の作り方を説明します。木を削る感触を楽しみながら、焦らず自分のペースで進めましょう!

第1部:準備編 ~最高のスタートを切ろう~

まずは、マイバチ作りに必要なものを揃え、自分にピッタリの長さを決めます。良い準備が良いバチへの第一歩です!

【STEP 1】道具と材料をそろえる 🛠️

[必ず用意するもの]
バチの材料になる木の丸棒(下拍子用 24mm×910mm / 上拍子用 28mm×910mm)
メジャーと鉛筆
木工用のノコギリ
ボードヤスリ(荒削り用)
紙ヤスリセット(#80, #150, #240, #400など)
[あると便利なもの]
作業用の手袋、万力(まんりき)、掃除用のブラシや布
銘を入れる道具(焼きペン、彫刻刀、油性マジックなど)
[服装]
汚れても良い、動きやすい服装で作業しましょう。

【STEP 2】自分に合った長さを決める 📏

丸棒の端を軽く握ります。
ひじの内側に丸棒の反対側の端を当てます。
ひじから、握っている拳が一つはみ出すくらいの長さが目安です。
長さを決めたら、鉛筆でカットする線に印を付けましょう。

第2部:カット編 ~バチの原型をつくる~

ここからは、いよいよ木に手を入れていきます。準備した一本の丸棒から、二本のバチの原型を切り出しましょう。

【STEP 3】ノコギリでカットする 🪚

印を付けた線に沿って、丸棒をノコギリでカットします。

【ポイント】
ここで、丸棒のもともとの両端が、二本のバチの握る部分(手元)になるようにカットしましょう。新しくノコギリで切った面が、バチの先端になります。
なぜなら、切断面はこれからヤスリで大きく削って丸める部分なので、きれいに仕上げやすいからです。もともとのきれいな端は、握り心地の良い手元に残しておきましょう。
コツ: 丸棒を回しながら、全周に少しずつ溝を作るように切っていくと、まっすぐ切りやすくなります。
注意: 切り落とす直前は、木の重みで割れないように、ゆっくり丁寧に作業してください。

第3部:削り編 ~理想の形へ育てる~

ここからが一番楽しい作業です!カットしただけの角張った木の棒を、手に馴染む理想のバチへと育てていきましょう。

【STEP 4】安全確認と準備

作業を始める前に、手袋をはめましょう。木のささくれから手を守ります。

【STEP 5】ボードヤスリで荒削り

ボードヤスリを使い、バチの先端(両端)を好みの丸さに削ります。卵のような丸みをイメージしながら、理想の形に近づけていきましょう。

【STEP 6】紙ヤスリで中仕上げ (#80 → #150)

ボードヤスリでできた粗い削り跡を滑らかにします。
#80(粗目)で、バチの先端のガタガタした感じをなくします。
次に#150(中目)で、#80でついたヤスリの跡が消えるように全体を磨きます。

【STEP 7】紙ヤスリで総仕上げ (#240 → #400)

いよいよ仕上げです。木が手に吸い付くような、滑らかな手触りになるまで磨き上げましょう。
#240(細かめ)で磨き、表面をスベスベにします。
最後に#400(極細)で、バチ全体を丁寧に磨き上げます。

第4部:画竜点睛 ~銘を入れて魂を込める~

すべての形が整ったバチに、最後の仕上げで魂を吹き込みます。このバチが世界に一つだけの「自分の相棒」である証を刻みましょう。

【STEP 8】自分の証を刻む 🔥

バチの端や持ち手など、好きな場所に自分の名前やマークを入れます。
何を入れる?
自分の名前、イニシャル、好きな漢字、オリジナルのマークなど。
写真のように、制作日やバチの重さ・長さなどを記録として残すのも、愛着が深まる素晴らしい方法です。
最重要ポイント:
いきなり本番は禁物! 必ずカットした木の切れ端などで練習してから、本番のバチに書き込みましょう。

ついに完成! 🎉

お疲れ様でした!これで、正真正銘あなただけのオリジナルマイバチの完成です。
自分で作った相棒と叩く太鼓の音は、きっと格別ですよ。思いっきり楽しんでください!

【ワンポイント・アドバイス】

焦らないのが一番のコツ:各工程で、少し作業しては確認、を繰り返しましょう。
持ち手も丁寧に:先端だけでなく、バチ全体のささくれなどをなくし、握り心地を確かめながら磨くのが大事です。
後片付けも大切:作業が終わったら、木くずをきれいに掃除しましょう。

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